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治療法
【副鼻炎・副鼻腔炎の治療法】

抗菌薬や鼻腔の洗浄によって治療する

副鼻炎・副鼻空炎の治療には、大きく分けて「薬による治療」「ネブライザー療法」「排膿洗浄」があります。どの治療法を選択するかは、患者の状態や希望によって異なります。

薬による治療

抗菌薬

急性副鼻腔炎は、細菌感染によるものがほとんどですので、「抗菌薬」を用います。また鼻汁の粘りが強い場合には、「消炎酵素薬」「粘液溶解薬」などを使います。
慢性の場合は、「マクロライド系抗生物質少量長期投与」が行われます。少量を長期投与することで、静菌作用を及ぼし、鼻汁を抑え、炎症を起こす物質を抑えます。約3~6ヶ月を目安に投与していきます。

ネブライザー療法

ネブライザー療法は、噴霧器による吸入治療です。抗菌薬を含んだ吸入薬を、副鼻腔に墳霧する治療法です。抗生物質などを鼻から副鼻腔におくり、炎症を改善します。噴霧なので、大部分の薬が粘膜で分解されますので、副作用が少ない治療法です。

排膿洗浄

排膿洗浄は、副鼻腔にたまった膿を除去する方法です。主に3つの方法があります。

  • 穿刺洗浄
    鼻腔と上顎洞を仕切っている壁に針を刺して膿を吸引し、内部を水ですすぎます。洗浄後、抗菌薬を上顎洞にふきつけます。
  • プレッツ置換法
    薬を片側の花に注入し、もう一方の鼻の孔を指でふさいで「クックックッ」と痰を切るようにして声を患者さんにだしてもらうことで、鼻の中の空気を吸い出します。
    すると、圧の関係で副鼻腔から膿がながれでていきます。圧をもどすと薬が副鼻腔に吸引されます。
  • ヤミックカテーテル
    カテーテルを鼻の片側に挿入して、もう一方をふさぎます。そしてカテーテルを用いて圧の力を利用し、膿をだしていきます。そのうえで副鼻腔に薬を注入します。

手術療法

慢性の場合で、薬物療法などよくならないときに行われます。手術には、切開手術と内視鏡手術があります。
なお、子供の場合は、手術は副鼻腔がきちんと発育してから考慮されます。

種類 方法
内視鏡手術 特殊な器具がついた細い管を鼻から挿入し、炎症のある粘膜を除去して空気の流れをよくします。悪いものをとるというよりも、たまった膿などを外に出やすい状態にするのが目的です。切開するわけではないので患者の負担は少なくなります。
切開手術 局所麻酔、あるいは全身麻酔下で鼻の外からメスを入れて切開します。内部の腫れた粘膜を取り除き、膿を除去して空気の流れをよくします。場合によって、手術後の後遺症として、顔の腫れや唇のしびれがでることがあります。現在ではほとんど行われない方法ですが、病変があまりにも進んでいる場合には考慮されます。
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